Baby Rock Diamond / (CD) BEST-TRACKS & (DVD) TOUR 2009 〜DOCUMENTARY PHOTO & MOVIE〜 / 特設サイト

Baby Rock Diamond TOUR 2009 〜DOCUMENTARY PHOTO & MOVIE〜

2007年、GLORY HILL の全国解禁シングルのリリースを皮切りに、彗星の如く日本のメロディックパンクシーンに登場し、
その後も Sandy Beach Surf Coaster や WATER ROOM をはじめとする良質なバンド達を、次々とインディーズチャート上位に送り込む等、
まさに21世紀ゼロ年代のエモ・メロディックパンクシーンを席巻して来た、新鋭インディペンデント・レーベル「Baby Rock Diamond」。

その所属バンド達は、テレビやラジオ等のメディアには一切露出せず、ライブハウスとCDショップという現場からの発信に頑なにこだわり、
ライブやイベントはもちろん、ツアーの企画・制作から、グッズの制作・販売、さらにはフリーペーパーの発行や通販サイトの開設まで、
その全てを大資本の会社に頼ることなく、ごく少数のレーベルスタッフと共に自らの手で行ってきた。

また、業界で「シングルは売れない」と言われていた時代に、当時はまだ珍しかった「低価格・限定シングル」でそのシーンに風穴を開け、
「インディーズCDのレンタルはセールスの妨げになる」と言われていた時代に、レンタル店もCDショップと同じ現場発信であることに変わりはない
という持論のもと、大がかりな店頭展開でレンタルを解禁。
その結果、レンタルの回転数と共にインディーズを聴かない層にまで知名度を広げていき、それがさらなるCDセールスに繋がっていくことになる。
そういった彼らの衝撃的な活動は全国規模でシーンに影響を与え、地元岡崎市ではバンド人口が一気に増加するなどといった社会現象にまで発展する。

上記の事柄からも分かるように、レーベル設立から常に既存の業界常識を覆す、革新的なことを続けて来た Baby Rock Diamond だが、
これまでたくさんの要望があったにも関わらず、所属バンドのライブDVDや、ライブに関する一切の映像作品はリリースして来なかった。
それは「ライブは、テレビやパソコンではなく、ライブハウスで観るものだ」というレーベルの方針があったからだ。

そんな Baby Rock Diamond が、この度レーベル設立3周年という節目の年に、いつも応援してくれている皆さんに感謝の気持ちを込めて、
遂にレーベル所属全バンドのライブ映像を収録した「ツアードキュメンタリーDVD」を発売する。
(とは言え、このDVDにはライブ音源は一切使用されていない。あくまで生の音やライブ感を楽しむのはライブハウスで、ということか?)

このDVDには、所属バンド達の好調なCDセールスとは反比例するかのように、あえてライブ感の伝わりやすい小さなライブハウスを選び、
レーベル所属全バンドが全会場に参加する、という形で行われた「Baby Rock Diamond」初の貴重なレーベル・ツアーの様子や、
夏に地元名古屋のクラブをジャックして開催されたレーベルフェス「Baby Rock Diamond FESTIVAL」の模様等、その全てがリアルに収められている。

また、各バンドごとのメニューでは、レアなメンバーインタビューと共に、ツアー全公演からのハイライトシーンのみで構成されたライブ映像が収録され、
ツアーメイキングには、当日のリハーサル風景や、本番直前・直後の緊張感溢れるバックステージの様子、ツアー中に起こったハプニング、
笑いが絶えない移動の機材車の中にまでカメラが回っていて、まるで一緒にツアーをしているかのような錯覚に陥る。

そして、あるメンバーがこのDVDの中のインタビューで「このツアーの主役は俺達じゃなくて、客席にいるみんなだった」と語っているように、
まさにこのDVDでは、このツアーとフェスに参加してくれた「客席にいるみんな」にスポットを当てている。

このDVDを観れば、今までライブ会場以外では謎に包まれていた(?) Baby Rock Diamond のバンド達のライブを体感できるのは間違いない。
だが、まだ彼らの生のライブやツアーに参加したことのない方は、ぜひ一度現場(ライブハウス)に足を運んでみることをおススメする。
なぜならそれはバンドもレーベルも望んでいる本来のあるべき姿だと思うし、それがこのレーベルを正しく知る上で一番確かな方法だと思うからだ。
ライブハウスでもCDショップでも、その会場や店頭といった、現場でしか感じられないリアルな空気感というものが絶対にあるし、
例えどんなに素晴らしいドラマやストーリーでも、主役なしではやっぱり成り立たない。そして「主役は客席にいるみんな」なのだから。

取材 / 文:インディペンデント・ミュージック・ライター 石坂 久弘

Baby Rock Diamond =Baby(赤ちゃん)Diamond(ダイヤモンド)Rock(石)=ダイヤモンドという石の赤ちゃん=ダイヤの原石。(造語です笑)

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